HIGH OUTPUT MANAGEMENTのミーティングの章メモ
はじめに
普段の仕事の中でミーティングをする機会はとても多いです。朝会などのチームメンバで毎日実施するようなミーティングや、週次で実施しているプロジェクトの定例、顧客との定例、関係者と業務やシステムの仕様を調整するようなミーティング、などなど様々あります。簡単に開けてしまうミーティングですが、ミーティングの場を有意義な時間にするには、ミーティングの目的やミーティングの中で何を実施しなければいけないのか、どのような準備が必要なのか考慮することはたくさんあります。
本記事では HIGH OUTPUT MANAGEMENT で紹介されているミーティングの章からミーティングには同様な種類があるのか、何を行うのか紹介します。書籍を読んだメモです。
ミーティングの種類
ミーティングの種類について HIGH OUTPUT MANAGEMENT では以下にように分類しています。
大きくミーティングは2種類に大別でき、知識の共有化や情報を交換を目的とした「プロセス中心」のミーティングと、具体的な問題解決を目的とした「使命中心」のミーティングがあります。
プロセス中心のミーティング
プロセス中心のミーティングは大きく3つ存在する(インテル社の場合)。
- 1on1
- スタッフミーティング
- 業務検討会
である。
1on1
- どのようなミーティングか
- 監督者と部下の間のミーティング。部下のためのミーティング
- 目的
- 相互に教えたり、情報を交換すること
- ミーティングの構成/議題
- 部下が直面していることや困っていること
スタッフミーティング
- どのようなミーティングか
- ある監督者とその部下全員が参加する部内会議
- 目的
- 同僚相互の交流、監督者が物事を知る機会
- ミーティングの構成/議題
- 出席者3人以上に関係する任意の事項
業務検討会
- どのようなミーティングか
- 相互に話し合う機会があまりない人々のための意見交換の場、手段
- 目的
- 組織階層が離れていて交流のない社員間で教育と学習を継続させようとするもの
- ミーティングの構成/議題
- 上級の管理者がプレゼンを実施
- 管理者の上司がアジェンダをフォロー
使命中心のミーティング
- どのようなミーティングか
- 特別な目的のために随時開かれるミーティング
- 目的
- 特定の成果、一定の意思決定に到達すること
- ミーティングの構成/議題
- 都合をつけて関係者を確実にミーティングに参加させる